診療項目Medical
女性が安心して受診できるクリニックを目指して、スタッフ一同精一杯サポートさせていただきます。
- 婦人科不正性器出血
(生理以外の出血・閉経後の出血)排卵に伴うものやホルモンバランスの乱れによるもの、子宮や卵巣の異常、炎症、流産などが原因となって不正出血を起こします。
子宮がんなどの病気が隠れていることもあるので、放置せず早めの受診をおすすめします。
- 月経異常
月経の周期、持続日数、量の異常や無月経を月経異常と言います。原因によっては治療を有することがあります。気になる症状があれば受診をおすすめします。
- 月経困難症
生理の痛みが非常に強くなる状態を月経困難症といいます。
・下腹部痛だけでなく、嘔吐や頭痛などを伴うことがあります。 ・治療として、低用量ピルやジェノゲスト(黄体ホルモン製剤)、ミレーナ(避妊リング)などがあります。
- PMS(月経前症候群)
PMSは、月経前3~10日間に発症する精神症状(気分の変動、イライラ、抑うつ気分など)あるいは身体的症状(下腹部膨満感、疲労感、頭痛、むくみなど)で、月経発来とともに減弱あるいは消失するものとされます。
- 子宮筋腫
子宮にできる良性腫瘍で、症状がなければ大きさによって3~6か月毎の経過観察でも大丈夫ですが、過多月経、過長月経、不正性器出血、月経困難症などが認められる場合は、治療が必要となります。
- 子宮内膜症
子宮内膜症は、ふだんは月経で剥がれ落ちるはずの子宮内膜組織が、何らかの原因で子宮の内側以外の場所に入り込み、発育してしまう病気です。
・月経を重ねるごとに悪化し、月経血がうまく排出されず、お腹の中にたまったり、周りの臓器や組織と癒着したりして、様々な痛み(腹痛、腰痛、排便痛、性交痛など)をもたらしたり、不妊の原因にもなります。
・治療は、ホルモン治療などによる保存的加療や経過フォローを行うとともに、専門病院への手術依頼を行うことがあります。
- 更年期障害
更年期とは、閉経の前後5年間を指します。この時期にはエストロゲンと言う女性ホルモンの急激な減少が起こるため、体が慣れるまで様々な症状が表れます。
・更年期の症状には個人差がありますが、日常生活に支障をきたすほどの辛い症状が表れる状態を更年期障害と呼びます。
・症状の評価を行い、漢方薬やホルモン補充療法(飲み薬、貼り薬、塗り薬)などの加療を行います。
- おりものの異常
細菌などの感染による炎症があるとおりものに異常がみられます。感染の原因には、カンジタ、トリコモナス、クラミジア、淋菌などがあります。
- 外陰部のかゆみ・痛み・できもの
・外陰部のかゆみは、接触性皮膚炎(かぶれ)、感染(カンジタ)によるものが多いです。
・外陰部のできものには、性器感染によるものや、毛根やバルトリン腺の炎症によるものがあります。
- 子宮がん検診
・子宮頸癌検診は20歳から2年に1回定期的に検診することが大切です。月経時はなるべく避けて受診しましょう。 コルポスコープによる子宮頸癌精密検査を行っています。
・子宮体癌は、子宮内膜から発生する癌です。40代後半から増加し、閉経後の女性に最も多く、初期から不正出血の自覚症状が見られます。自覚症状がある場合は放置せずに受診しましょう。
- HPVワクチン
◼︎HPVワクチン接種(子宮頸がん予防ワクチン)
HPVワクチン:シングルガード9は、HPV6,11,16,18,31,33,45,52,58の9つの型の感染を予防するワクチンです。この感染予防により、子宮頚がんとその前がん病変、外陰上皮内腫傷、膣上皮内腫瘍、尖形コンジローマの発祥を防ぐことができます。
ワクチン接種は予約制となりますのでお問い合わせください。
- たからレディースクリニック (性感染症・子宮がん検診・超音波)
自分の身体を知るためにこれから妊娠を考えている方、今の自分の身体を知りたい方。ご希望の検査をお選びいただけます。
【A. スタンダード検査 ¥〜21,600】
経腟超音波
子宮がん検診クラジミア・淋菌
<血液検査>
CBC・フェリチン
血糖・HbA1C
TSH・FT4
風疹
【B. 感染症検査 ¥〜8,400】
風疹
麻疹
水痘
HBS・HCV
梅毒
HIV
【C. ホルモン検査 ¥〜6,400】
E2
LH
FSH
PRL
【D. オプション検査】
・HPV:子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しているかを検査します。
・AMH:卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べるための検査です。
・帯下培養 ・肝機能検査(AST、ALT、r-GTP)
- 性感染症検査
淋菌、クラミジア、梅毒、コンジローマ、性器ヘルペス、トリコモナスなど。
- 避妊相談
ピル、避妊リング、アフターピル
・当院にあるピルのラベルフィーユは、3相性のピルで、1シート内でホルモンが3段階に変化するタイプとなっています。
また、黄体ホルモン剤のみのピルであるスリンダ錠は、通常の経口避妊薬に比べて静脈血栓症のリスクが少ないお薬となっております。
・避妊リングは、装着することで受精卵の着床を防ぎます。 当院では、FD-1とミレーナ(子宮内黄体ホルモン放出システム)があります。
・アフターピル(緊急避妊薬)は、緊急で妊娠を阻止したい時に使用するお薬です。レボノルゲストレルは、性交後72時間以内に1回服用します。できるだけ早く服用したほうが避妊率は高くなります。
- 人工妊娠中絶
予期せぬ妊娠や妊娠継続が困難と思ったとき、1人で悩まずにまずはご相談にいらしてください。
・当院では、妊娠11週までの中絶手術が可能です。
・電動吸引法にて手術を行っており、日帰りで手術が可能です。
- 月経移動(生理をずらしたい方)
大事な予定の日に月経が重なってしまう場合、ピルを服用して月経を移動することができます。基本的に中用量ピルのプラノバールを次回予定日の5日前から服用を開始します。
- 骨盤臓器脱
加齢や分娩などで骨盤底筋群が弱って、骨盤内の臓器を支えきれずに子宮や膀胱、直腸が本来の位置から下がり、膣から体外に出てしまう病気です。当院では、生活指導やペッサリーと呼ばれるリングを膣内に挿入し、子宮や膀胱を支える治療を行っています。手術を希望される方は、専門の病院に紹介しています。